大金コイ祭に参加してきた
こんにちは、おもちです!
GWも明け、もう普段の日常が帰ってきましたね。最近は色々忙しく動いているおもちです。
さて、先日5月5日に行われた、金コイさん主催の自主大会、大金コイ祭に参加してきましたのでそのレポートを書いていこうと思います。
実はこの大会、自主大会とは言うものの、参加人数が120人におよぶ大規模なもので、有名なプレイヤーさんも数名参加されるとの事前情報もあり、僕自身も腕試しをしたくて参加することにしました。
どこぞのチームの強いプレイヤーさんとやる機会は、シティリーグや、チャンピオンズリーグを除けばそう滅多にあるものではありませんので、このような規模の大会は非常にありがたかったです。
そんな理由でしたので、今回に関しては僕もチャンピオンズリーグの時のように、割と真剣に考察と練習をしてから対戦に臨みました。
デッキ選択もわりと明確に理由があって強いデッキを持っていきましたので、今回はそれも合わせてどちらかと言うと構築考察も兼ねて書いていこうと思います。
1. 環境考察とデッキ選択
今回僕はジュゴンゾロアークペルシアンというデッキを選択しました。
以前CL京都にてグランブルの記事を書いた際にもお話をしていますが、僕は普段からわりとゾロアークをドローエンジン兼アタッカーに添えたデッキをよく使う傾向にあります。ちょっと前まではルガルガンをアタッカーに添えた、ルガルガンゾロアークのデッキを使用していました。
ですので、元々結構好きなデッキタイプを今回そのまま使用した、というようなイメージです。
環境に関して、今回は
ピカゼク
ウルネク
レシリザ
この3つが来るだろうと踏んでいました。
理由は大きく2つ。
1つ目、これは確実に偏見ですが、愛知県の人は大火力のパワーのあるデッキを好んで使いがちである、から。
以前から薄々そんな気持ちがしていて、今回は自らの直感を信じてここに的を絞りました笑
直近でウルネクが結果を出していたこともあるのですが、正直ここに関しては自分がいろんなカードショップで対戦をしていて感じた肌感覚みたいなものです。以前”火の玉サーカス”のズガドーンが流行った際にも、「なんか火力高いデッキ好きな人多くない?」という思いがあったから、というのが大きな理由です。
なぜかは分からないですが、愛知では他の県ほどハンドシャッフルの妨害行為が少なく、「LO HAND」みたいなデッキよりもレシリザ!ウルネク!!ピカゼク!!でドン!ドン!ドーーン!!とカードパワーをわからせに来ることが多いと思っています。
どうも、偏見です。
2つ目の理由は環境の安定しなさです。
現在のスカイレジェンドの環境は混沌としており、明確に「これだけが強い!」というのがなりを潜めて、「みんながいろんなデッキを開発する」という研究期間のような時期になっています。
JCS(ジャパンチャンピオンシップス)を控え、まだ期間のあるGWの今の時期は新弾がバンバン登場していた4月からのカードプールを見直すような時期、として位置付けていました。
そうなってくると、予想としては
・新弾のカードを使ったデッキで遊びたい
・とりあえずわからんから強いデッキ持ってこう
という2層がいるように読みを進めていました。
シティリーグの結果を見る限り、レシリザが依然として強い印象はあるものの、結果を残すデッキの幅は広くどのデッキが優勝してもおかしくない現状が見られます。
そう考えて、順当に対応力があり、ハンドシャッフルに強いゾロアーク系統で行く、というのは自然な運びだったように思います。
また、直前の土曜日に関東から遊びに来てくれたフォロワーさんと対戦会を行ったのですが、そこで見せていただいた水バレットやジラサンUBマグカルゴ型(デンジュモクとか入ってた)ものも、対戦させていただいて強いなぁ、と感じていました。ですが、なぜか愛知県ではジムバトルでも見たことがなかったので、メインで戦う対象からは切っていました。(ただ、対戦させてもらってデッキの全容をある程度知れたことは良かったと思っています)
話は逸れましたがそのあたりを踏まえて今回の金コイ祭に関しては
tier1
レシリザ
ピカゼク
ウルネク
ルガゾロ
などの以前から猛威を振るっている安定した強さが魅力な、カードのパワーが強いデッキと、最近また数を増やしたルガルガンゾロアーク。
tier2
ジラサン
などの非GX主体の中火力デッキ
切り捨て
水バレット
三鳥系
サナニンフ
UBデッキ
という風に考察してデッキを決めています。
サナニンフに関しては「つらい」の一言しか出ないんですけども、
①どうせウルネクとレシリザばっかやろ、と思っていた
②自主大会ということでなんかわからないデッキへの対処や、リセットスタンプされてしまった際に詰まないデッキの方が大事
③最近数を増やした、と聞いていたルガゾロに対して先攻ならば大きいアドバンテージとなる
という3点からジュゴンゾロアーク+ペルシアンという選択になりました。
三鳥、ルガゾロ、ウルネク、レシリザに関しては身内に十分に研究した人たちがいたので何度も対戦をお願いしてプレイを固めることができたため、想定ではある程度の勝率が取れていた部分も後押しでした。
2. デッキ構築
最終成績:ベスト8
構築はこちらです。
今回に関してはまず
・ピカゼク、ウルネク、レシリザを倒すこと
・その他のよくわからない有象無象に負けないこと
・後攻からでも攻めに行けるようにすること
この3点に重点をおいてデッキを作成しました。
ゾロアーク系はその対応力を生かして「相手に合わせて動きを変える」いわば”受け身”のデッキになることがほとんどですが、今回に関しては「あくまで自分がぶん回る」ことに着目してデッキを構築しています。無人発電所とか知りません。
一気に盤面を立ち上げることが目的です。
ジュゴンゾロアークについての回し方や採用枚数に関しては他の方が散々記事に書いてアップしていますのでそこについては省きます。
ですので今回は、上に挙げた3つの目標を満たすために、そこに向けて採用をしていったカードと理由を解説を含めて書いていきたいと思います。
・ピカゼク、ウルネク、レシリザを倒す
構築次第ですがピカゼク、ウルネク、レシリザ、というデッキは共通項として2ターン目には準備が整って攻撃してくる、という部分があげられます。充実したサポートカードによって、攻撃準備が整うまでが圧倒的に早いので、ここに追いつく必要がありました。
そういった理由から、展開スピードで負けないために、今回はデデンネGXを2枚採用し、無理矢理にでも山札を引きに行く選択肢を増やしました。
このデデンネ2枚の採用はかなり後悔することも多いですが、今回に限りスピードで勝るためにはいい選択だったのかなと思います。無理矢理にでも引きに行けるため、相手から見るとぶんまわっているように見えるぐらい確実に必要パーツを手札に揃えることができましたし、そもそもジュゴンが先攻2ターン目からデュアルブリザードで攻撃しに行くことやアローラニャースが後攻1ターン目から攻撃しに行くために、デデンネGX2枚は必要な採用だったと思います。
ジュゴンのわざ”デュアルブリザード”は先攻2ターン目からいきなり撃ち込むことで対戦の趨勢を決めることになり得ます。ウルネク、およびゾロアーク系統のデッキに対しては、ルガゾロが増えた今、いかにバレずにメタモン→ジュゴン→デュアルブリザードを決めるか、アローラニャースを撃ち込むか、に命をかけていました。
その観点からデデンネGXに加えて、ポケモンいれかえも2枚に増やしています。
出したいカードをバトル場にしっかりと出し、引きたいカードは無理矢理引く。
というのをシンプルに表した構築とも言えます。
グズマ3枚、入れ替え2枚、ともだちてちょう1枚、なのでよっぽどのことがない限り、入れ替え不足で攻撃の手が止まるようなことがないようにケアしました。
また、ピカゼクに対してきずをえぐるのヨーギラスを採用しています。
ゾロアークのみで戦っていると、どうしてもエレキパワー×2+フルドライブなどで落ちる瞬間があり、ほとんど2→2→2というサイドのプランを取られて、サイドレース的に勝てません。
ヨーギラスは1回分のサイドを相手に余分に取らせつつ、雷タイプや悪タイプに対して弱点で相手のGXポケモンを粉砕するのに使います。ピカゼクに対しても、こだわりハチマキさえあれば確実に倒して行けますし、ゾロアークGXやペルシアンGXに対してはジュゴンと合わせて確定一発で沈めることができます。
何よりジュゴン→わざ”デュアルブリザード”→ヨーギラスという流れは相性が良く、ピカゼク側は優先してヨーギラスを落としておかないと、確実に弱点を取られるので、確実に落としにきます。攻撃対象として、他のポケモンから目を逸らさせることにもつながりますので、そういう面も含めて採用して正解なカードでした。
・その他のよくわからない有象無象に負けない
ここはデッキ選択そのものがそうなっています。ジュゴン+ゾロアークGX+ペルシアンGXの組み合わせは問答無用で強いです。何がきてもある程度なんとかできるポテンシャルこそが、このデッキの真骨頂です。金コイ祭はあくまで「自主大会」であり、決勝トーナメントのベスト16ぐらいからはともかく、それまでは好きなデッキ(ギミックが面白いデッキなど)で戦いに来る人とも対戦するだろう、という予想は立っていました。今回に関しては「ちゃんと勝ちに行く」ことが目的であったために、そのような「見たことない」デッキに負けてしまうことがないようにしたかったです。
採用に関して、強いて言えばデッキをしっかり回すためのデデンネ、たねポケモンの特性を潰せるアローラベトベトン、三鳥やミラー戦、ウルトラへんかんのアーゴヨンGXの攻撃の防御となるミュウの採用ですが、最近の構築では結構採用されているので、あえてなんか言うことでもない気がします。
ただミュウがいないと、ミラー戦の後攻は厳しいものがあるので、採用しています。
・後攻からでも攻めに行ける
特筆すべきはアローラニャースの採用です。
僕がこのデッキにおいて最初に思っていたのは”とにかく後攻の勝率が先攻に比べて極端に下がる”という特徴です。というかゾロアーク系はとにかく先攻有利が顕著だと思っています。後攻1ターン目からの攻撃手段がなく、最後の1枚取れずに負ける、というパターンが結構あるのもひっかるところでした。
僕自身ポケカを初めて半年ほどのプレイヤーですので、あまり自分のプレイスキルは高くありません。後攻から勝ち切る、と言うプレイングはどうにも自信がなかったので構築で誤魔化したい、と言うのが本音のところでした。
そこでいろいろと記事を読みあさっていたところ、こちらの方の記事( https://note.mu/tapinano/n/n378be79870ed )でアローラニャースが採用されているのを見て、なるほどと思い採用することにしました。
ちなみにこのだっぴーさんという方の構築と考え方は、素晴らしく、なんならこちらのnoteが無料で読めるのは本当にすごくタメになるので、ぜひリンクから読みに行ってみてください。
話が逸れました。
アローラニャースの採用により
①後攻からジラーチや、進化前のポケモンを削りに行きテンポがこちらに傾く
②ピカゼク、ゼラオラ、デデンネ、テテフ、ウルネクなどGXポケモンに70点を入れられると、次のターンにきぜつの射程圏内に入る
というメリットが生まれました。
使い方は難しいですが、行ける時に「よし行くか!」みたいなテンションでアローラニャースを出して、文字通り”でばなをくじく”のは楽しかったです(笑)
特に今回の読みが
ウルネク、ピカゼク、レシリザ、ルガゾロ
であったために
・ピカゼクにダメカンを乗せることにメリットがある
・ウルネクのジラーチおよびマーイーカ、ルガゾロのゾロアとイワンコを後攻から落としにいくことができる
この2点に関してかなり有効だと考えていました。これは大会の環境を考察した上で、「メリットがデメリットを上回っていたから採用した」という感じです。
少しでも違うと採用を見送るカードなので、今回に関しては良かったと考えています。
以上が今回の要点に3つに即したカードの採用理由となります。
わかりにくいなぁって言う人のために簡単に言うと安定感と対応力を捨てて速攻性に振ったような感じです。 とにかくガンガン行く感じにしました。
そのほかの採用理由
【グズマ】3枚
そもそもゾロアークの特徴は相手の展開を阻害できる中火力が簡単に出せること。特性が十二分に強いこと。HPがそこそこ高いこと、の3点にあります。その中で「相手の展開を阻害する中打点」を引きてたるようにルガルガンGXの特性”ブラッディアイ”でベンチのポケモンを引きずり出し、ダメージを与えたい相手に的確にダメージを与えるのが、「ルガゾロ」における相性の強さだと考えています。
そのルガルガンが消えた状態のジュゴゾロでは、ルガゾロほど的確に思うところにダメージを与えることができません。ですのでその、補完としてグズマを3枚採用し、なるべくダメージを与えたい相手を叩けるようにしています。
また、対レシリザにおいて2ターン目からレシリザに100点を超えるダメージを与えれるかどうか?と言うのは対戦においてかなり重要なウエイトです。ここにしっかり攻撃を「先に当てる」ことができれば、「次の返しで落とすぞ」というプレッシャーにもなります。これを実現するために早ければ2ターン目から欲しいのでグズマを3枚採用しました。
【ともだちてちょう】1枚
採用に関してはここを捨ててリーリエかジャッジマン、レスキュータンカやリセットスタンプなどを入れたいのですが、僕個人のプレイングの問題で1枚採用しました。
理由としては何を切るか迷う時間をできるだけ短くするという意図です。
デデンネを2枚採用していたり、ゾロアークGXの特性”とりひき”、ハイパーボールを使うデッキの形式上、間違いなくピン刺しのサポートは捨てるかどうか迷いますし、序盤に手札を捨てたいところでグズマが手札に2枚来てしまった場合に、大いに迷うことになります。
ですが初手にベンチを素早く展開させたい、リーリエで多く引きたい、という時に基本的には捨てる以外の選択肢がないことの方が多いです。
今回の金コイ祭は25分の形式だとあらかじめわかっていたし、カジュアル層も多いと踏んでいたので、自分のプレイに時間をかけることはできないな、と考えていました。迷っている時間も最初のサーチでデッキをじっくり眺める時間もそこまでかけられないため、雑に初手のサポートを切り捨てる選択ができるようにともだちてちょうを採用しました。後半グズマが絶対欲しい時に使用したグズマを山に戻して、密度を上げるなど、プレイの幅が広くなるのも付属効果として魅力的です。
【アセロラ】1枚
ここはとにかくクチナシと迷った1枚でした。どっちのがよく使うか?という判断のもと真面目にどっちも一長一短でなかなか決まらず、前日に夢の中でアセロラを使った方がいい、という直感が来て、それで当日の朝にアセロラにしました。直前まで、
・デデンネを使う
・アローラニャースを使う
という3点からクチナシで、今も結構クチナシだと思っているのですが、カルト的な何かが的中したのか金コイ祭では2回、アセロラを使用してテンポをずらす対戦がありました。直感を信じて良かった!!
ちなみにクチナシは僕が使いこなせていないだけだと対戦していただいた方との感想戦で強く実感したので、使い方を練習したいと思います(笑)
【こだわりハチマキ】3枚
殺意のかたまり。
ピカゼクレシリザ絶対許さない、という信念の元、2回目の攻撃で絶対打点届かせるという気持ちで3枚入れました。ククイ博士はあんまり信用できないので、1枚にしてハチマキ巻いてしばき倒す!!!!!って思ってます。
だいたいゾロアークに1枚、ジュゴンかヨーギラスに1枚、最後ペルシアンGXに1枚ってイメージでやらせてもらってます。
【ポケモンいれかえ】2枚
これはアローラニャースが入ったことによって採用を増やしました。
今回はそれほどまでに後攻の攻撃に重点を置いた結果です。また、ゾロアークからジュゴン、ジュゴンからゾロアークなど、攻撃したいポケモンを入れ替えたい時はあるので困らないから採用しています。
ただこれによって事故率は上がってるので普通なら絶対1枚だし、なんならジュゴンのデュアルブリザードと相性のいいあなぬけのひももまぁまぁありだと考えています。自分の感覚的に「バトル場で寝てるジラーチを倒したい」という気持ちがあったので、今回はポケモンいれかえを2枚採用していました。
【エリカのおもてなし】1枚
サポート各種の話をします。エリカのおもてなしは今回の環境考察
ピカゼク、ウルネク、ルガゾロ、レシリザ
のうち
ピカゼク、ウルネク、ルガゾロ、レシリザ(のジラーチテテフ型)
においてフルベンチになることが予想されたため採用しました。これがもう少し違うならば、とにかくジャッジマンとリセットスタンプを厚くして、リーリエにしていた可能性は高いです。
と、まぁここまで書いたんですけど8割ぐらいエリカが好きだから1枚はいつもデッキに入れとけ精神で入ってるんですよね。
もっともらしい理由つけてみたんですが、いい感じにいい感じの理由見つけれて嬉しく思っていますので、今後使っていきたいと思います。
ククイ博士、ジャッジマンなどは
打点合わせが絶対大事→ククイ博士
ハンドシャッフルでわからせたい→ジャッジマン
と考えていますが、今回は
速攻性でわからせたい
が主眼だったためにここを抜いて、純粋なドローの量を大事にて、ククイ博士とジャッジマン、アセロラは中盤の必要な場面で使うことを目標としました。
シロナはドローの感覚が違い、なんだか欲しいカードが引けない、みたいな時に撃ちたいのでとりあえず1枚採用にしています。
3. 当日のマッチング
今回の金コイ祭の参加者は119名。
予選は4人1グループとして対戦を行い、上位2名が基本的に決勝トーナメントに上がれる方式でした。
ちょっと書いてる時に忘れてる部分があるので、細かい結果とか先攻後攻がもしかしたら違うかもしれないんですけどご容赦を。
【予選】
1戦目 ジュゴンゾロアークペルシアン 後攻 6 - 3 ◯(れーみんさん)
いきなりのミラー戦で本当にびっくりしたのと、プレマや備品が完全に強者のソレで本当にビビりました。しかも先攻取られてるし、初手はだいぶ事故ってるし。
なのに先攻からベンチにゾロアが3枚、パウワウが1枚。僕の初手はミュウがバトル場にいました。たしかネストボールとテテフとニコタマ3枚と、アセロラデデンネみたいな手札だったと記憶しています。
テテフのワンダータッチで見たところウツギがサイド落ちで死んだと思ってリーリエ、とりあえずどうにでもなれと思ってニコタマをミュウに貼り、ネストボールでアローラニャースを出してミュウを逃して”でばなをくじく”。
返しでジャッジマンを打たれて、「これは本格的に死んだw」と思ったら、お相手が事故ったらしく、そのまま番が帰ってきて、なんとこちらは一気に展開できる手札。ゾロアを立てつつ、デデンネとエリカで一気に引きに行くことができたので、盤面を作ってエンド。
そこからお相手が殴れないターンが続き、こちらはゾロアークを2体先に立てることができて殴り続けて勝ち。
終始選択がうまくてホンモノの強者に出会った感じでしたが、ホンモノも事故には勝てないんだな、と思いました。
そのあとの感想戦でいろいろご意見をいただけたのが嬉しかったし、プレイのやり方教えていただいたのすごく良かったなと思います。
2戦目 ジラサンライライサンダース 後攻 6 - 3 ◯
初手ライライスタートからネストでジラーチが来て、あ、ジラサンだ。と思ったので、バトル場のテテフにニコタマを貼って、逃してニャースでジラーチに”でばなをくじく”。ベンチもメタモンとアローラベトベター展開できていいスタートでした。
お相手が特に裏のメタモンとベトベターにタッチせずそのままアロニャを落としてくれたので、とりあえずベトンとゾロアークを立てて”とりひき”を連打。グズマでライライにダメージをヒットさせてそのまま次のターンもう一度グズマでライライを取りに。
ここでサンダースが出てきてゾロアークが倒されたのですが、その段階でサイドが残り2枚だったので無難にサンダースGXをペルシアン→キャットウォーク→ククイ+ハチマキ+スラッシュバックGXでワンパンして勝利しました。
相手がまさかの後攻取ってきたので超絶警戒して、ウツギ→デデンネで次のターンにはゾロアークも立つしジュゴンのデュアルブリザード撃てる体制でフル展開して構えました。
そしたらお相手ニンフィアのマジカルリボンを使いたかった模様。ベンチにロコンとラルトスとロコンおいてマジカルリボン。
とりあえずまだどうせ進化したいだろう、ってことで返しでデュアルブリザードで2枚倒す。
ベンチだす→デュアルブリザードとジャッジマンする→ベンチだす→デュアルブリザードする
で勝ちました。
こういう勝ち方するので、ジュゴゾロ握ってて良かったなと思いましたね。
以上予選は3−0で1位通過です。
ジラサンとジュゴゾロミラーはひりつく対戦でしたが、運と展開速度に助けられて、持って行けたのはデデンネのおかげなので、デデンネGXが好きになる対戦が多かったです(笑)
【本選】
4戦目 レシリザ(ジラーチテテフカキ型) 先攻 6 - 5 ◯ (さばこさん)
初手はまずまずのスタートでしたが、「あかーんレシリザやん」と思ってドキドキしていました。むしろカキ型の相手に先攻カキ撃たれなくて良かったと思うぐらい。
この方、後からツイッターでつながれたのですが、まだポケカ初めて間もなかったらしく、やけにゾロアークのテキスト確認されるな?という疑問の謎が解けました(笑)
ただレシリザは初心者だろうと何だろうとそもそも強いし、後攻でベンチのレシリザにカキ撃ってエンドされた時は「度胸あるなこの人」ってめちゃくちゃ警戒しました。
しかもその返しのターン僕はエネルギー付いたレシリザ攻撃できませんでしたしね。
最終的には
ジラーチ→レシリザ→テテフで
しっかり1→3→2のプランを進めることができ、勝つことができました。
5戦目 ウルネク 先攻 6 - 0 ◯ (きよさん)
この方も後ほどツイッターでつながれたので、名前掲載しておきます。
最初ウルネクスタートだったので、お得意のルガゾロ見せかけ戦法で、メタモンゾロアアローラベトベターと並べてエンド。最初のリーリエで手札にジュゴンパウワウトリプル加速エネのセットが来ていたのですが、とりあえずバレないように手札にキープしてエンド。
返しでお相手、事故気味だったらしく、マサキの解析からスタート。さらにトキワの森でミュウをトラッシュ(!)しました。
いやこの瞬間、かなり迷ってらしたので、脳内の僕は全力で「いけ!!!捨てろ!!!!捨てろおおおおおお!!!よっしゃあああああああ!!!!!」
みたいなテンションでポーカーフェイスしてました。
「そっちか〜!!」
と言われたので、まさに計画通りのプレイができて脳内大喝采してました。
そのままマーイーカを2体倒し、加速できないウルネクを順当に倒し、ベトンとゾロアークが2体立ち上がったところでお相手投了。
しっかり勝てて良かったです。
6戦目 ルカルガゾロ 先攻 6 - 2 ◯ (秋山さん)
1つ前の対戦が早く終わったため事前にゾロアーク系というのは知っていましたので、ジャンケンで全てが決まる、という風に思ってジャンケンしました。
これに関してはマジで先攻とれて良かったです。
この対戦は2〜3ターン目の行動が趨勢を左右する、とお互いにはっきりわかる対戦で、そこを超えれば無難に取り合って終わる、とわかっていたためにかなり2〜3ターン目がひりついた対戦でした。
お互いに1ターン目からしっかりとベンチを立てる立ち上がり。お相手のベンチはゾロア、リオル、イワンコ、バトル場にニコタマ貼ったイワンコ。
ここでデュアルブリザードが撃てればほぼ勝ちのため、デデンネで全部捨て、ジュゴンに賭けました。結果的にジュゴンは引けたのの、トリプル加速を引けず、ゾロアークも立てられず、とりあえずニコタマを貼ってイワンコを倒してエンド。
ここで格闘道場とくろおびにアクセスされてしまったため、進化してルガルガンorルカリオでワンパンされると、そのままこちらがワンパンできないのに相手が弱点でワンパンできるという流れになるという厳しい状態でした。ルガルガンとくろおびは引かれたため、残る要求は闘エネルギー。というところで、フウとラン。
そこでエネを引かれたら、負け濃厚でしたが、引かれずにそのままターンエンド。
返しでデュアルブリザードをベンチのイワンコとゾロアに撃ち込み後続の芽を倒し、サイド3枚。流れがこちらに倒れたので、そのまま逃げ切って勝利。
なんとかベスト8まで駒を進めることができました。
7戦目 パンプジン 後攻 5 - 6 ×
この対戦は初手は大きく事故っていました。
テテフスタートでまたテテフ出すか、デデンネ出すかの選択を迫られるような手札でした。
強引に何とかするしかないなと思い、テテフ→ウツギ博士のレクチャー→メタモンアロニャゾロアと展開。次のターンのドロサポがなくてデデンネを使うしかないため、どう考えてもベンチが苦しかったし、ジラーチが見えたのでベトベトンを立てたいのに立てられなさそうな、そういう感じでした。アロニャを倒してもらわないと死ぬ感じでしたが、パンプジンにはグズマが多く採用されないこと、2ターン目は堅実に攻撃してくるであろうこと、それからサイド取っていかないとどうしようもないことなどを諸々判断して、アローラニャースから攻撃に。
本当にサポートもゾロアークも引けなくて苦しかったのですが、アロニャを取ってもらったのでメタモンを前にしてジュゴンに乗せてデュアルブリザード。このデュアルブリザード成立させるためにニコタマを3枚デデンネでトラッシュしたのは控えめに言ってもしょうがなさすぎる動きでした。
次のターンでジュゴンを倒されて何とかゾロアークを立てるも、やはりニコタマ3枚トラッシュがひびいて、引けずにズルズル行ってしまいました。
何とか最後の最後でアローラベトベトンに進化できたので、そこでリセスタ(残りサイド2枚)で撃ち込んで、勝ち筋をハンデスに賭けましたが、お相手なんとリーリエで6枚ドロー。そこからしっかりぼうけんのカバンからポケモンのどうぐにアクセスして、ベンチ4体に全て貼り、210点でゾロアークが気絶。対戦に負けてしまいました。
と、いうとこで終わりなのですが、
実はこれ後からみなさんに言われて気付いたのですが、ゾロアーク、超抵抗あったんですよね…(笑)知らなかった〜!!!!
いつも闘タイプにワンパンされてるから脆いと思ってたんですけど、そんな優秀だったなんて!!!!やるな!!!!!
ギラティナのシャドーインパクトは110点載せるくせに、それをそのまま覚えていたせいですっかり忘れておりました。
片付けちゃったので、盤面再現ができず、自分の詰めの甘さを実感した対戦でした。まぁでもリセスタ後にリーリエ引かれてるので、仕方なかったですね。
ん〜悔しい!笑
4. 感想と考察
まず、今回このようなイベントを開いてくださった金コイのみなさん、そして対戦していただいたみなさん、ありがとうございました!
とても楽しかったです。
自分の未熟さとポケカの楽しさを同時に理解するという大変貴重な経験をしました(笑)
実は名前を明かさずに出ていたのに数人から「おもちさんですよね!?」と声かけていただいたのはびっくりしたし、嬉しかったです。ツイッターで調子乗ってるのに、ポケカ大して強くないのバレたくなかったという心境です(笑)
今回の考察としましては
①こういう大会も人が集まればやっぱり環境デッキが上にくるので、デッキ選択は重要
②ピカゼクとレシリザは相変わらず健在
③デッキの展開スピードはやはり考慮すべき案件
というところかなと。
今回勝てたのは紛れもなく選択肢したデッキパワーが強かったことにあるので、デッキ選択の段階で決まっていたような気持ちです。
また忘れた頃に猛威を振るうピカゼク、順当に強いレシリザに対抗できるデッキを握るのが現状ではマルいし、何ならレシリザを握るのが正解な気がします(笑)
後、展開速度(殴り始め)が遅いデッキはそのまま持っていかれがちなので、どうにかして速度をあげようとした今回の選択は間違ってなかったかな、と思いました。
以上でレポート終わりです!!
お読みいただきありがとうございました。
またツイッターでお会いしましょう!!
ではでは!
おもち